春の里山 中津峰山   2013/05/25
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-  中津峰山 ウツギの花が咲きそろう -

今朝は目覚めるともう8時過ぎだった。

家内に今日は山に行かないよと言っておいたのでユックリと寝かせてくれたようだ。

昔は休みの朝は目覚めると昼前と言う事もあったが、流石に今は8時過ぎには目が覚める。

朝食後もゆったりとコーヒーを楽しんで買い物にでも行こうかと10時過ぎに出発。

しかし、家内は買い物の前に中津峰山でも歩きたいと言う。

そう言えば今年はまだウツギやヤブウツギの花を見ていない。

去年ハコネウツギかどうかで悩んだ二色のウツギも咲いているかも?



如意輪寺の駐車場に車を止めて出発。

スイカズラが咲き始めている。



カエデに色々な実がなっている。

カエデの種類が違うとプロペラの形も異なっているる



白い花が咲く桜の大木には可愛い実が沢山なっている。

コガクウツギが満開で美しい。



如意輪寺からの四国の道は疑似木の階段が多いが、この様に開けた所もある。

チャボホトトギスの葉が沢山出ている。

今年も黄色の可愛い花を咲かせてくれるかな。



登山道脇にはコガクウツギやコツクバネウツギの可愛い花が咲いて単調な登りを忘れさせてくれる。

男性が二人もう降りてきた。



気温は21度だが、涼しい風が吹いて暑く感じない。

ツルシキミが実になっていた。



今年初めてのアサギマダラに出会うが飛び回ってうまく写せない。



冷たい風が吹き付ける中津峰山頂着。

天気は良いのに霞んでいて遠くは見えない。

昨日歩いた雲早山から高丸山への稜線が霞んで見える。



山頂の東屋では4人程が和やかに山談義中。

私達は展望台に向かう。

展望台横のベンチで昼食。

コツクバネウツギがビッシリと咲いて満開。



展望台の前にはナツハゼの木が何本もあり丁度花を沢山咲かせていた。



食後はノンビリと森林公園に向けて下る。

ナナカマドの花はもう終演



10日程前は真っ白な花を咲かせていたハイノキはすでに全ての花が散っている。

マルバウツギはまだ花の盛り。

花期の長い花だ。



ヤブウツギが真っ赤な花を咲かせている。

10日程前は影も形もなかったのに、あっという間に登山道脇に沢山咲いていて驚く。



ミツバツチグリの花の真ん中のシベが橙色に変わっている。

実になるのかな?



ニホンカワトンボが沢山飛び回っている。



胴体の金属色や羽の色や模様が色々違っていて見ていると楽しい。

まだ成熟していないので胴体は白色にはなっていない。



車道を下っていくと女性三人組が追い抜いていった。

道路脇にはヤブウツギやマルバウツギが咲き誇っている。



昨年、ニシキウツギかどうかで悩んだウツギが今年も咲いていた。

良く観察すると白色の花が段々とピンクに色付き最後はピンク色の花となって散るようだ。



ハコネウツギの特徴によく似ているが、シロバナヤブウツギではないかとも思える。



標高が下がってくるとウツギの花が咲き始めている。

更に下ると満開となる。

ウツギの花が咲き始めるといよいよ夏が来る。



キイチゴの中でも一番美味しいと言われているナガバノモミジイチゴの実が彼方此方に熟れている。

二、三個つまんで食べてみると柔らかい甘さが口中に広がる。

余り野生の実は食べない家内も美味しいと言っている。

つい何個も戴いてしまった。

アサギマダラが飛んできて、目の前に留まってくれたのでやっと写すことが出来た。

秋に南の国に旅立つまで私達を楽しませてくれる事だろう。

ナンバーを書いたりせずにそっと見守ってやって欲しいと思う。



10日程前に蕾だったキンランの花が散っていた。

盗掘されずに花を咲かせる事が出来たようだ。

出来れば種を付ける秋まで元気で居て欲しい。

山肌にやっとヤマツツジがオンツツジより控えめの小さな花を咲かせ始めている。



湿った所にはサワギクが咲き始めている。

ノンビリと花を楽しんで駐車場に帰ると誰も居なかった。

さっさと買い物を済ませてシャワーの後は冷たいビール。

そして夕食までウトウトする。

何ともいえない幸せな時間だ。

歩行数 13,100歩


里山倶楽部四国編 

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