8時35分　一軒茶屋の駐車場出発。

空は真っ青だが、風が強く風車が狂ったような音を立てて回っている。

馬酔木が丁度花の見頃。



空気が澄んで徳島市街の向こうに淡路島までくっきりと見える。



風車のプロペラが冷たい空気を切り裂くのか、プロペラの先に飛行機雲のような白い筋が出来ている。



ドウダンツツジは固い蕾。

この時期咲き始めているはずのスミレは葉も出ていない。

今年は雪が多かったせいかもしれない。



雪で馬酔木や松が折れている。

展望台付近のツツジも蕾は固い。



蒲生田岬沖は白く輝いて伊島が浮かんで見える。



髙丸山もくっきり見えている。

目の前に偽高鉾山と高鉾山



ツツジのトンネルを行くとハルトラノオが沢山咲いている。

赤いシベが可愛い。



青空に馬酔木が綺麗だ。

しかし、風が吹き狂い凄い音がして落ち着かない。



旭ヶ丸二来るとカタクリの葉が出始めている。

今年も可愛い花が沢山咲くかな？



送電線も風車とはまた違ったものすごい風切り音がしている。

不動峠に来るのは久しぶり。



古梨の木などが芽吹き始めている。



偽高鉾山に向かう。

ハルトラノオはまだ蕾。



急坂は昨日の雨でズルズルと滑るので、這うようにして登る。

登り切ると膝がガクガク。



此処でもカタクリの葉が一杯

頂上の尾根は綺麗に刈り払われている。

小松島ヤッホウ山会の人達が何時も綺麗にしてくれている。

ありがとうございます。



ツツジはまだ蕾だが、シロモジが咲き始めている。



クロモジは満開。



シハイスミレをみっけ。

林道まで降りて高鉾山に向かう。



高鉾山山頂への道はいつ来ても気持ちの良い道。

頂上付近は綺麗に伐採されて眺望が最高。

風車の向こうには淡路島。



10時18分　高鉾山頂上着

白いスミレが沢山咲いている。



頂上からは眼下に勝浦川の流れと勝浦の町。

鶴林寺の山の向こうには那賀川が大きな河口を経て太平洋に流れ出ている。



淡路島や大鳴門橋も見えている。



白いスミレで白くてボリュームのある花はヒゴスミレだ。



葉が細長くて巻いているのはナガバノスミレサイシンかな。



同じように白い花だが見た感じが可成り違う。

ヒゴスミレもナガバノスミレサイシンも今年初めての出会い。



ピンクの可愛い花はシハイスミレ



高鉾山から鉄塔広場を経由して引き返す。

トラバース道にシロバナショウジョウバカマを発見。

この花も今年の初出会い。



お文の墓からトラバース道を上って行く。

例年スミレの多い道だが、今年は全く咲いていない。

セントウソウだけが目を引く。

急に曇ってきて寒くなる。

なんと雪が降ってきた。

気温はマイナス1度。



エイザンスミレの群生地に来ると、一株だけだけれど今年も綺麗に咲いている。

やはり華やかな花だ。



トクシマコバイモは元気いっぱい。

気をつけないと踏みそうなぐらい咲いている。



苔の朔も元気いっぱい伸びている。

大きなカメラを二台も持った男性が撮影中。



此処からはシロバナショウジョウバカマの群生地。

丁度見頃だ。



大川原高原のシロバナショウジョウバカマは何故か色とりどりだ。



シベの色もピンクや紫がありその色合いの多彩さに驚かされます。



シロバナショウジョウバカマは葉に細かな鋸歯があるが、よく見ないと解りにくい。



ニリンソウの葉が広がっているが咲くのはまだ半月くらい後かな？

此処にもハルトラノオ



このスミレはヒナスミレかな？



ヤマシャクヤクにはまだ蕾が出ていない。



凄いハルトラノオの群生。



雪が益々舞って寒くなってきた。

シロバナショウジョウバカマの群生地みっけ。



群生している数も凄いが、花のボリュームも凄い。



こんなに立派なシロバナショウジョウバカマの花を見たのは初めて。

中にはこんな可愛い花もある。



池に回ると、センボンヤリが咲き始めている。

不揃いの花弁が可愛い。



ニオイタチツボスミレとフモトスミレ

ニョイスミレと似ているが茎が赤紫なのでフモトスミレだろう。



ヒゴスミレが群生しています。

大川原高原のヒゴスミレは純白でウェディングドレスのようです。



例年、大川原高原にはヒゴスミレが沢山咲くが今年は特に多い。

飽きることなくそのすばらしさを堪能する。



少し離れた所の花は少しピンク色。



恥じらうように紅をさしたヒゴスミレも可愛いなあ。

今日は短い時間だったが、十分に春の花を楽しむことが出来た。

これから大川原高原は春の花が咲き乱れる季節となる。

楽しみだ。






里山倶楽部四国編　

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