春の里山 大川原高原   2013/04/17
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-  大川原高原の花たち -



ネーチャーセンター上のヤマザクラは満開だ。



ヒゴスミレは先週に比べて随分と個体数が減ってきた。



しかし、まだ純白のゴージャスな花を楽しむことが出来る。



モミジイチゴの花もまばらになってきた。

シロバナショウジョウバカマは花期が終わり白色から茶色に色が変わってきている。



10日前には葉も出ていなかったアカバナスミレが沢山咲き始めている。



濃い赤色の花がよく目立つ



ハルトラノオはまだ花の盛り



カタクリの一番花みっけ



ナガバノスミレサイシンが咲き誇っている



イワザクラが咲き始めている。

今年も出会えて嬉しい。



シロモジが満開

ヤマザクラは殆ど花が散っている。



フキヤミツバが咲き始めている。

今年は花の咲くのが早い

アカバナスミレは咲く範囲が広がってきている。

喜ばしいことだ。



ニリンソウも数少ないが咲き始めていた



センボンヤリは沢山咲いて花の盛り。



所が、トクシマコバイモの咲く場所に来ると、なんと言うことだ。

10カ所以上でスコップで掘ったと思われる盗掘跡がある。

沢山咲いていたトクシマコバイモはほぼ全ての花が持ち去られている。

此処まで完全に盗掘し尽くすことはないだろうに。

せっかく増えたのに球根ごと持ち去られると、来年花が咲かないだけではなく絶滅のおそれもある。

この日曜日には撮影会があり異常はなかったらしいので、この二三日の間に盗掘したのだろう。



駐車場に帰るとバスツアーの人達が休憩していた。

なんと東京から花巡りツアーで来られたらしい。

ガイドの方からお声掛かりがあり花の状況をお知らせする。

一軒茶屋のご主人も出てこられて挨拶する。

トクシマコバイモの盗掘状況を話すと皆さん憤慨しておられた。

一軒茶屋のご主人の話では、怪しいと思われる車のナンバーを控えてあるそうだ。

帰ってから警察に盗掘の状況を報告して巡回を依頼する。

大量に持ち帰ったトクシマコバイモはネットかどこかで販売するのだろうか。

盗掘したり、販売しているのを発見した時は警察かまたは下記に連絡をお願いします。

徳島県
環境首都課



○旭ヶ丸(大川原高原)は希少野生生物の保護区となっています。                

保護区内の動植物の捕獲、採取、殺傷、損傷は原則として禁止されています。

○違法に捕獲・採取した動植物の譲渡、譲受若しくは引取は禁止されています。      

○この規則に違反したときは、1年以下の懲役又は100万円以下の罰金に処されます。

上記の通り盗掘した本人だけではなく、もらった人および販売や購入した人も罰せられます

迂闊に譲り受けたり購入したために、罰せられないように気をつけてください。




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