春の里山 竜王山   2013/04/26
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-  竜王山 イチリンソウとスミレ達 -

車が修理中で代車の為山道は走れない。

気になっていた久保谷のイチリンソウを見に出かける。

月初めに歩いた時には蕾が一杯有ったので楽しみだ。



何時もは4駆で走っているが、代車は小さな車なので三頭トンネルまでの道もスイスイ走れて楽ちん。

オフロードなんて走るのは年に何回もないのに大きな4駆に乗っているのはちょっと無駄かも?



カキドウシやシコクチャルメルソウが沢山咲いている。



キケマンの咲く沢筋を登って行く



イチリンソウが一面に咲いている。

ニリンソウもまだ多いが、朝早い所為か花が開いていない。



ナルコユリはまだ蕾

アワコバイモは種になっている。

この種からまた来年沢山の花が咲くかな?



登るにつれてイチリンソウやニリンソウが一面に咲くようになる。



少しピンクのイチリンソウが群生する様子に感激する。



ヤマルリソウも群生している。

ホウチャクソウは咲き始め。



ニリンソウとツルカノコソウ



ピンクの濃いイチリンソウもある。



かなり上まで登ってもイチリンソウが咲き誇っているが飽きることがない。

その清楚な姿を心ゆくまで堪能する。



ヒトリシズカはもう花の終わり。

登山道一面にヤマルリソウ。



トリガタハンショウヅルが沢山咲いている。



三頭越えに着き一休憩



猿田彦とアメノウズメは今日も向かい合って立っている。



緑に芽吹き始めた稜線を竜王山に向かう。

急坂を登り切って寒風峠で一休み。



道端にぼってりと少し大きなスミレが咲いている。

アケボノスミレだろう。

花の色は鮮やかなピンクではなく少し落ち着いたピンク色。

葉は、まだ殆ど展開していない。

側弁には少し毛がある。

徳島では滅多に会えないスミレなので嬉しい。



ヒゴスミレも群生している。

竜王山の阿讃縦走路にはスミレは少ないと思っていたが、こんなに沢山沢山咲くとは驚き。



一等三角点から竜王峠に降りて車道を行く



ニョイスミレも好きなスミレ



山肌一面に濃い紫色のスミレが群生している。

距が長く側弁などに毛が多い。

アカネスミレかもしれない。



この淡いピンクのスミレは?

ナガバノタチツボスミレに似ているけど?



車道脇の傾斜地には驚く程沢山のスミレが咲き乱れている。



しばらく歩くとヒゴスミレの群生地もある。

何百というヒゴスミレが斜面を白く染めている。



ヒゴスミレの花は他のスミレと比べて花にボリュームがあり艶やかだ。



シハイスミレやヒナスミレも沢山咲いている。



竜王山の車道は花の宝庫だ。

他の所では滅多に見えない花もごく普通に咲いている。



ピリーリーと優しいさえずりが聞こえる。

目をこらすと直ぐ目の前にオオルリがいる。

こちらを向いたと思ってシャッターを押すがコンデジの悲しさ、シャッターラグで向こう向きの写真となった。



車道から阿波竜王山山頂に向かう。



頂上のベンチで昼食

今日は紀州のシラス弁当



食後讃岐竜王山に向かう。



讃岐竜王山で記念撮影して直ぐに引き返して割れ地蔵から浅木原に向かって降りる。



寒風峠からの道と違いよく踏み込まれた快適な道を下る。



栗林まで来るとアケビの花が咲いている。



マムシグサやトリガタハンショウヅルも沢山咲いている。



竹が沢山倒れているのを乗り越えていくと東の里に着く。



今日は平日なので誰もいない。



木の花が沢山咲いているが名前が解らない。



石仏などを見ながら車道を下る。

見上げるとNTTの電波塔



咲き残ったミツバツツジやサイフリボクの白い花を楽しみながら歩いて行く。



ヤマフジが咲き始めている。

シロバナウンゼンツツジがこんな所に咲いている。



小さくて可愛いツツジだ。

これから阿讃の山で沢山咲いて楽しませてくれるだろう。



車道歩きは単調で長いが石仏やボタンザクラなどを楽しみながら下って行く。



ユキモチソウやツクバネウツギが咲いていた。



駐車場に来ると女性グルーブが帰り支度をしていた。

久保谷のイチリンソウを見に来られたのかな。

今日は、期待通りのイチリンソウの群生を見る事が出来た。

また、予想もしなかった色々のスミレを楽しみ楽しい山歩きが出来た。

このように素晴らしい阿讃の山をもっと多くの人に楽しんで欲しいと思う。



歩行距離 15.5㎞

累計標高差 ±989m

歩行数 30,050歩



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