冬の里山 高尾山 藍染山 万石山 千石山   2013/02/17
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阿讃の山
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高尾山 藍染山 万石山 千石山 周回 



今日は阿讃の里山をノンビリと歩く予定。

シゲさんのレポートを参考に、平山登山口を目指す。

所が板野インター入り口から左へと進み平山登山口に向かって高速道路上の橋を渡ろうとしたら通行できない。

左へと進み高速道路の下を潜るとすぐそこに登山口があった。

??



平山登山口はドコモの塔の横のはず?

広い駐車場があるので此処から登る事にする。

奥宮登り口と言うらしい。

調べると高尾山には、川端、平山そして奥宮の登り口があるとのこと。

立派なベンチや登り口の標識が設置されている。



8時13分出発。

直ぐに電力鉄塔巡視路と交わる。



高尾山へ1.2㎞の標識を通過

東の尾根にドコモの塔が見える。

あそこが平山登り口だろう。



モミジが沢山植樹されている。

登山道は落ち葉でフカフカ。

気持ちの良い道だが結構急坂。



松が切られて広くなった所にテーブルと椅子が設置されている。

それにしても良い眺めだ。



正面に白い雪を頂いた剣山や一の森が随分と大きく見える。

中津峰山から大川原高源そして剣山へと続き、お高越山まで一望できる。



眉山や吉野川が海に流れ込む様子がくっきりと見える。



気温は3度程だが、暑くなってダウンを脱ぐ



また見晴らしの良い所があり吉野川河口方面の眺めが素晴らしい。



丸太の椅子が設置されている展望所がある。

この辺はエドヒガンが植樹されている。

10年もすれば花が咲くようになるだろう。



8時48分 平山、川端登り口からの道と交わる。

少し急坂を踏ん張ると高尾山261mに着いた。

8時53分



周回路の地図が掲示されていた。

剣山方面の見晴らしが素晴らしい。

高速道路の向こうには一面にビニールハウスが白く光って見える。



西方向にはアスタムランドと大塚製薬の工場



綺麗な建物は工業短期大学だろうか

歴史文化公園もあるはずだが。

高尾山からは緩やかで気持ちの良い登山路が続く。



9時丁度 四等三角点「関注」270mにつく

此処にも切り株の椅子があり見晴らしが良い。

こんな大きな切り株どうやって運んだのだろうか。

地元の人達の熱意が感じられる。

関注への下山路は悪路の標識。



小さなアップダウンを繰り返し、あせび温泉分岐を過ぎると電力鉄塔に着く。



正面に大山の鉄塔が見える。



今年初めてのスミレみっけ

変わった色のスミレだなあ!



左へと尾根が分かれていてテープが沢山有る。

この尾根は板野町と鳴門市の境界尾根だろう。

この尾根をたどると、大坂越えから先日歩いた鉢伏山そして大山へと続いている。

境界尾根を東へと進む。



尾根の右側のトラバースを進むとアレッ!ドンドン下りだした。

藍染山を通り過ごしてしまった。

引き返して赤テープから藍染山らしき方向へ急坂を登る。

この分岐には赤テープが一つあるだけで何の標識も無いので注意が必要。



今日の周回の最高峰 藍染山414m到着。

10時丁度

山頂は広くなっていて二等三角点「藍染山」がある。

あれっ?鳴門岳友会の標識には愛染山と書いてある。

しかし古い標識が木に掛かっていてそれには消えかかっているが「藍染山」と書いてある。

やはり藍の産地に近い事からも「藍染山」が正しいのだろう。



途中何処で分岐を見落としたか気になるので、反対側に下りてみると北に巻いてから先ほど通ったトラバースへと着いた。

入り口にはテープがあるが木でふさがれているので通り過ぎた。

別に悪い道でも無いのだが何故通せんぼの木を置いてあるのだろうか?



先ほど下りかけた道を下っていくと71番鉄塔に着く。

そのまま下って行こうとして、ふと上を見ると電線は左へと行っている。

この道をまっすぐ行くと、三軒屋の方に下って行くようだ。



卯辰越え分岐方向へは鉄塔下を左へと巻いて行く。



シダの茂る快適な道を進むと72番鉄塔に着く

素敵な道が続いてルンルンで歩く。



73番鉄塔は縦走路から離れて急坂を登る。



73番鉄塔からはゴルフ場と松島が見える。

電線は此処から谷を越えて谷を越えて大麻山の北側に向かっている。



正面にこれから向かう万石山が見える。

結構下って行ってから登り返すように見える。



ドンドン下って行くと卯辰越分岐に、11時丁度到着。

大麻山でよく見るのとよく似た可愛い標識が掛かっている。

此処が標高約300m

卯辰越えが標高235m位。

何時か大麻山とセットで歩いてみたい。



万石山に向けて登って行くが少しの登りが足に答える。



陸軍用地の石柱の直ぐ横が万石山369m

頂上から左へと明確な道が下っている。

少し歩いてみたが良く歩かれた道だ。

地図で確認すると大麻比古神社の駐車場方向へ直接下りる事が出来るようだ。

大麻山からの周回に使えそうだ。



千石山へと下って行くと此処にも陸軍用地の石柱。



崩壊地があり見晴らしが良い。



登山口から周回してきた尾根が正面に見える。

その向こうには、鉢伏山?と大山。

千石山へは、急で荒れた道を上る。



突然開かれた庭園のような所に出る。

盆栽のような背の低い松が沢山植えられている。

11時50分着。

天気も良くなりポカポカ陽気。

手頃な石があるので座り込んで昼食。

今日は焼き鯖弁当と激辛野菜タップリ春雨。

食後のコーヒーを楽しむ。

お昼のチャイムが聞こえてくる。



お腹も一杯になったので下山開始。

下りは結構急坂。



ドンドン下って行くと陸軍用地の石柱の所で道が無くなった。

探すと左へと桧への下山路がある。



ヤマモモの大木が多い道を下っていくと、高速道路の上部に着く。

階段となっておりグングン下る。



下ってからまた登りまた下ると車道に出る。



オオイヌノフグリやナルトサワギクが沢山咲いている。

両方とも外来種だが、まだ春の花が咲き始めていない時期に可愛い花を咲かせてくれる。



しばらく行くと川端登り口への標識がある。

ナルトサワギクの群生がある。

このように群生するので駆除の問題が生じるのだろう。



平山登り口への標識を過ぎてしばらく行くと登山口に戻ってきた。

13時33分。

5時間20分 2万3千歩の里山歩きを十分に楽しむ事が出来た。



歩行距離 11㎞

累計標高差 ±837m



帰りに、5番札所 地蔵寺近くのギャラリーカフェBrisaに寄り剣山ヒュッテの新居さんの写真展を見に行く。



お店は満席の盛況。



美味しいコーヒーを味わいながら、相席になったご夫婦と山の話などをして過ごす。

とても良い雰囲気の喫茶店で、今年いっぱいギャラリーは予約で一杯のようだ。

山の写真展も多いようなので阿讃の山歩きの際にはまた寄ってみよう。



グーグルアースにカシミールのデータをオーバーレイしてみました。

立体感がついてコースの概要が良く解ります。

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